ストレッチをする時の注意事項
呼吸について
よくストレッチをする時に「息が止まるまで伸ばしている人」が居ます。
これは身体を伸ばすストレッチとは違う事をしていることになります。
息が止まっている時の筋肉は「力を出す状態」すなわち「緊張した状態」になります。
嘘だと思いますか?そう思ったら、力こぶを作ってみたりして筋肉に力を入れてみてください。
ほら、無意識に呼吸を止めたでしょう?
筋肉をほぐし、のばすストレッチをするためには「息を吐きながら筋肉を伸ばす」ことが大事です。
- 筋肉を伸ばしすぎないこと
息を吐きながら「筋肉を伸ばす」=「ストレッチをする」といつも以上に筋肉が伸びることがわかると思います。
でも、ちょっとまってください!!
筋肉が伸びるからって、伸ばしすぎてはいけません。
一瞬だけ筋肉を伸ばしても「良いストレッチ」にはなりません。
「良いストレッチ」をするためには20~30秒程、ゆっくりと筋肉を伸ばしてあげることが大事です。
ですが、今までのようなストレッチですと5秒とたたずに伸ばすことが出来ないほど筋肉がぴりぴりと痛んで
くる感じがするはずです。
どうすれば、30秒近くもゆっくりとストレッチをすることが出来るでしょうか?
そのためには・・・・
- 筋肉が伸びるのを感じたら伸ばすことを止めること
息を吐きながらゆ~っくりと筋肉を伸ばしてみてください。
そうすると、筋肉が伸びていくのを感じることが出来ると思います。
それを感じたら「筋肉を伸ばすのを止めてください」
そして、ゆっくりと呼吸をしていきましょう。
そのまま、筋肉が伸びている気持ちよさを十二分に味わってください。
20~30秒程したら、息を吐いて脱力~~。
- 左右両方共に行う
もし、右腕を伸ばしたのなら次に左腕もきちんと伸ばしてあげてください。
右と左で伸ばしやすさや伸び方に差があることがわかると思います。
それくらい普段の現代社会人の私たちの身体は、身体の使い方が違うのです。
反対側が伸ばしにくい?
そういう時には、伸びる方向にもう少しストレッチをしてあげてください。
何度かきれいにストレッチをすれば、反対側も伸ばせるようになります。